「スパイシーというのは辛い」ではないのです。

そうですね、、、
日本では「スパイシーといえば辛い」っていうイメージがあるんですが、スパイス=辛さではないんですよ。

たしかにスパイスは、微妙な辛さは持っています。
(持ってないスパイスもありますけど)
辛さを持ってるスパイスもありますし、
甘さを持ってるスパイスもあります。
酸っぱいのもあります。

だけど、、、
「スパイシーというのは辛い」ではないのです。

たしかにスパイスを入れると辛さをゼロにはできません。
その最低限の辛さはスパイスが持っていますので…
それはありますけどね。

スパイシーといえば、、、
「あっ、これは辛いっ!」ってよく言われます。
「スパイシーカレーはこれですよ」と言って説明すると、
「辛い???」って言われます。

「スパイシーというのは辛い」と思ってらっしゃるから、
そういう風に言ってると思うんですが、、、

ネパールとかインドとかの習慣では、、、
「スパイスというのは辛いではないんですよね。スパイシーというのは、〝いろいろなスパイスが多く入っている〟だけのことで…(まあ多少はちょっと辛いかもしれないんですけど)そんな大幅には変わらないんですね」

で、私のところでは、、、
甘口は子供用で、子供達には甘口。
〝普通の辛さ〟というのが、唐辛子っていう辛いものは入っていません。唐辛子を抜いた辛さは、普通の辛さっていうことなんです。


でも、そこには生姜も入ってますし、多少ガーリックペーストとか、他のカルダモンとか…そういうようなものは、辛味があるんですね。

普通のって言っても、、、
辛いのが苦手な方には、ちょっと体があったまるような辛さはあるかもしれないですよね。
でもある意味で子供も食べられると思います。

で、その後、、、
普通の後からは少し唐辛子の量も入れています。
(徐々に辛くなってきます)私はそういう風にやっています。

4番目の辛さが、、、
「一番激辛って言って一番辛い」っていうものなんですが、
この辛さは味に影響がない辛さなんです。

〝味はそのままで、味を楽しみながら、辛さも楽しめる〟
その微妙な調整にけっこう苦労しました、はい。

うちの場合は、、、
激辛は4番目の辛さ、甘口は0、
普通は1、2、3、4ってなってるんですけど、
その4番目の辛さを食べても、
「辛いじゃなくて、味は楽しめる」

っていう辛さです。